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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

陰謀論という言葉を使うのは自滅行為だと知れ!自分が信じられないこと、信じたくないことイコール陰謀論ではない。

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2021053123552880769 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 今、日本は間違いなく戦後最大の危機を迎えています。もちろん、日本だけの問題ではありません。20世紀最強の帝国として君臨してきたアメリカも内部分裂し、深刻な危機に陥っています。先日公開された124名の退役将軍、提督の連名書簡に深い危機感が凝縮されていました。 この危機をいかに乗り切るのか、政策論は多々ありますが、その前提として日本に早急に必要なのはカルチャーチェンジです。戦後延々と続けて来た空想的平和主義ではこの難局を乗り越えるのは不可能なのは明らかなので、発想を変えなくてはならないのですが、その為には新しい知識を身に付けるよりも、思考力を高めることが絶対に必要です。 その意味で、私は「陰謀論」という言葉を安易に使用することに強く警告を発したいと思います。安易に「陰謀論」という言葉を使うのは自殺行為だからです。 2020年の大統領選挙で大手メディアによって「陰謀論」という言葉が多用されたことは記憶に新しいところです。不正選挙の疑いを指摘する意見は「陰謀論」というレッテルを貼られ、無視され、排除されました。 確かに、極端な言説も流布してはいました。あまりにもセンセーショナルな話を次から次へと流す方がいて、どうも中国語ソースが情報源のようなので、中国語に堪能で中国事情に詳しい方に意見を聞いてみたところ、その方が独自に検証してくれました。その方の見解は、過激な中国語タブロイド紙系の報道の、特にセンセーショナルな部分を切り取って発信していることがわかったとのことでした。 これは、陰謀論というよりも、ガセネタなわけですが、そのネタを検証もしないで拡散している言論人もいました。批判する側は、そういう極端な部分を捉えて、その他の真面目な指摘も全部一緒くたに「陰謀論者」というレッテルを貼り、不正選挙の疑いを全て「陰謀論」として葬り去ってしまう戦法に出ていました。このやり方は地上波や主流紙のメインストリームメディアからネットのプラットフォームに至るまで徹底されました。前述のガセネタを流した人は、完全に利敵行為をしていたわけです。
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