Foomii(フーミー)

日本復活・明日への羅針盤

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

コロナで狂う世界:アメリカでカトリック教会が襲われ、マリア像が燃やされる狂気

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2020072019073068820 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 新型コロナは世界中でまるで戦時中のような大勢の死者を出していますが、私は、新型コロナをきっかけに、地球規模で自然も人間の頭も狂ってしまったような気がしてなりません。単なる疫病の蔓延では済まない歴史的転換点に我々は立たされているのではないでしょうか? 九州を始めとする豪雨被害は酷いものがありますが、中国南部のそれは凄まじいものがあります。三峡ダムは決壊してしまうのでしょうか?バッタの被害も凄いものがありそうです。中国からのニュースが主に自然災害なのに対して(もちろん、実際は社会的にも色々あるはずですが)アメリカから伝わってくるのは常軌を逸した社会分断の動きです。実は、私はこのことを非常に強く懸念しています。 近年、中国の覇権主義的性格が誰の目にも明らかになり、“サイレント・インベージョン”という言葉が幅広く認知されるようになりました。アメリカとその同盟国は本気で中国共産党の世界制覇計画を阻止しようとしています。この動きは歓迎すべきことです。アメリカもまた帝国主義ではないかと批判する人もいますが、日本がアメリカの覇権下で繁栄したことは事実であり、チベット、ウイグル、そして香港を見れば明らかのように、中華帝国が支配する世界で日本がこれまでのように自由と繁栄を謳歌することはできません。 アメリカは国防権限法でいよいよリスクの高い中華系企業の締め出しを開始しました。すでにファーウェイなど5社が政府関連機関への製品納入を禁じられていましたが、今度はファーウェイの機材を使用しているサプライヤーからの納入も禁止されます。これによって影響を受ける日本企業は800社にも上ると言われています。アメリカの決意の固さが窺われます。全盛期を過ぎたとはいえ、アメリカの強大さはまだ健在です。 しかし、懸念すべきは、ベトナム戦争の戦死者を上回る死者を出している新型コロナの猛威以上に、深刻なアメリカ社会の分断と混乱です。 5月25日に、ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドという黒人男性が、白人警察官に膝で首を圧迫されて窒息死するという事件をきっかけに、全米でBLM(Black Lives Matter=黒人の命は重要だ)という標語を掲げた人種差別に反対する抗議デモが発生したのはご存知の通りです。
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