… … …(記事全文3,346文字)今月の「ももいろインフラーZ!」のテーマは、「まちづくり」。
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=Ech4WpZsyCo
公式HP:https://s.mxtv.jp/variety/momoiro_infra_z/
まちづくり、っていうと日本語では何やらソフトなイメージで、町内会で皆で話し合って頑張って商店街を盛り上げていこう…っていうようなものをイメージする方もおられるかも知れませんが、いうまでもなくまちは、「インフラ」が無ければつくることができません。
つまり、まちづくりの根幹にあるいは、紛うこと無く、「インフラ整備」なわけです。
ももいろインフラーZは今回で「11本目」になりますが、「まち」に着目したのは今回がはじめて、となります。
もちろん、「新幹線」や「地震」「治水」などのプロジェクトは全て「まち」に大いに関わるものですが、「まち」そのものにターゲットを絞ったのは今回が最初であるという次第です。
今回取り上げたのは以下の四つ。
・『江戸』のまちは、どうやってできあがっていったのか?
・『渋谷』のまちは、今、どう発展しようとしているのか?
・『池袋』のまちは、今、どう変わろうとしているのか?
・『宇都宮』のまちは今、大きくヴァージョンアップした。どうやって変わったのか?
詳しくは是非、ももクロさん達の大活躍をご覧頂ければと思いますが…
https://www.youtube.com/watch?v=Ech4WpZsyCo
少しご紹介すると、江戸がここまで大きくなれたのは、第一に利根川を作り、洪水を抜本的に減らした一方で、全国と「街道」でつなぎ、「港」を整備し、「水路」をつくったことで、江戸はどんどん発展していきました。
で、「大火事」や「大震災」がある度に、何度も何度も立ち直り、その災害があったことでかえって、街がバージョンアップしていく…という「ビルド・バック・ベター」の思想で、江戸・東京の街が大きく発展していったのだ、っていうお話しを紹介します。
それから、「渋谷」は、実にたくさんの鉄道駅が入り乱れているのですが、これが街を「迷路」の様に仕立てています。
この問題を解消するために、今、駅の位置を抜本的に付け替える大規模な開発が行われていて、これが完成すれば…
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)