… … …(記事全文2,277文字)とあるメディアの取材で、『物流の「2024年問題」についてどう思われますか?』というざっくりとした質問を頂いたので、「口でお話ししてもきちんと伝わらないかもしれませんから、取り急ぎ、書面でお答えしますね」ということで、下記にまとめてみました。
当該メディアに掲載してもらえるのはごく一部なので、下記文章は全て廃棄されてしまうことになると思いますので、取り急ぎ全文皆様にご紹介差し上げます。
2024年問題が「問題」と呼ばれるのは要するに、政府がアホだから、と言う他有りません。この問題を作り出しているのは、アホな政府だ、ということになっているわけです。
ホンットに政府ってアホまるだしだ…っていうのが、ホントによく分かるお話しです、是非、下記、じっくりご一読になってみてください。
■■■(専門家の目線から見た)2024年問題の本質について■■■
こういう2024年問題なるものは、日本以外の一般的な国家においては絶対に生じ得ない、愚か極まりない問題だ。こういう問題が存在すること自体、日本の恥と言わざるを得ないものだ。
そもそも政府が進める「働き方改革」なるものがあり、あらゆる業界で労働時間規制がかけられ、その結果、物流事業者の労働時間が削減され、その帰結として物流事業の供給力が大幅に縮小してしまい、想定される需要を賄いきれなくなるというのが、2024年問題だ。とりわけ物流における2024年問題が深刻なのは…
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)