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藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)

藤井聡

【腐敗国家・日本(その4)】コロナワクチンを推進している政府・厚労省、及びそれを批判しないマスコミは「未必の故意」に基づく「大量殺人」を犯している疑義が濃厚にある。

ここ数年、とりわけ岸田政権が誕生した前後あたりから、「日本という国が今や、根底から腐り果てている…」と感ずることが本当に増えてきました。

 

もともと日本という国は、戦後において相当程度の腐敗が進行しており、平成期にもその腐敗はかなりの水準に達していたことは間違いありませんが、平成期の腐敗を上回る腐敗が、この令和、とりわけ岸田政権においてあからさまな形で露呈し始めたように感じます。

 

そんな思いから、ジャニー喜多川事件について以前三回にわたって、【腐敗国家・日本(その1)】~【腐敗国家・日本(その3】にわたって取り上げました。

 

もちろん、ジャニー喜多川事件は、50年以上にも及ぶ大量児童虐待という凶悪事件であり、決して今だけの話しではありませんから、戦後日本の腐敗そのものを象徴する事件と言うことができますが、その報道の仕方のマスコミの及び腰ぶり、ならびに、事件を普通に報道してもよいとなって以降の過剰な事件報道は、この令和によって腐敗がさらに進行してしまった状況を示しているとも言える様に思います。

 

ですが、このジャニー喜多川事件と同様、あるいは、より深刻な問題とすらなり得る、日本の深刻な腐敗を指し示しているのが、「ワクチン問題」です。

 

このワクチン問題を告発しているのが、福島雅典京都大学医学部名誉教授です。

http://www.hhk.jp/hyogo-hokeni-shinbun/backnumber/2022/1015/100002.php

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518597

 

福島先生は、「副作用の事例研究や薬害防止」研究の日本最高権威のお一人です。

https://kupe.med.kyoto-u.ac.jp/history.html

 

京都大学大学院医学研究科が2000年に日本で初めての公衆衛生系専門職大学院として社会健康医学系専攻(SPH)を設置し、その設置時に、正規講座として日本で初めての薬剤疫学分野の教室が設立され、その初代教授として着任したのが、福島雅典先生です。

 

そして、福島雅典先生はその教授ポジションにおいて、「画期的な疾患登録」「癌の電子カルテの開発」、そして、「様々な薬剤の副作用の事例研究」と「薬害防止」の研究に尽力された医師・医学博士です。

 

つまり、福島名誉教授は、「薬害問題」のプロ中のプロなわけですが、その福島名誉教授が、今のワクチンには危険性があり、巨大な薬害事件に発展するリスクが十分に考えられる(それどころかその疑いが極めて濃厚である)のであり、政府は、そういうリスクが回避できることが確認できるまでワクチン投与を中止すべきだ、と主張しているのです。

 

例えば、こちらの記者会見では…

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41600539

 

福島名誉教授は、

・最新の学術論文でワクチンによる健康・生命の危機があることが明らかにされている。

・したがって、ワクチン接種を停止すべきである。

・ワクチンを推奨する日本の学者は「曲学阿世の徒」であり断罪せねばならない。

 

と主張しておられます。

 

あるいは、こちらの記事で報道されている記者会見では、

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518597

 

「厚労省は『感染は防げないけども、重症化率が下がる』と主張してきたが、『重症化率を、未接種者とワクチン接種者で比べたデータがあるはずだから、出しなさい』といっても、出さない」

 

という形で、厚労省の態度には深刻な問題があることを指摘しています。その上で、

 

「ワクチン後遺症に苦しむ人々の声に誰も耳を傾けない…そういうふうに、この国はなってしまった。」

 

「核酸医薬なる全く不完全な、薬でもないものをばらまいて。それで、あえて言いましょう、『殺人』ですよ。『虐殺が起きた』と言ってもいい。これは『生物兵器によるホロコースト』に近いんじゃないんですか」

 

と訴えておられます。

 

さらには、その批判の矛先を政府のみならず、こうした「真実」を報道しないマスメディアに対して向けています…


… … …(記事全文2,997文字)
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