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藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)

藤井聡

政府・行政は自分達のエゴのために、子供達に休校、リモート、部活・運動会・修学旅行中止を強要し、「子供達の自殺の増加」を導いている。

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00178/2021082819264684186 //////////////////////////////////////////////////////////////// 藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~ https://foomii.com/00178 //////////////////////////////////////////////////////////////// 子供達の自殺が、過去最高だった昨年をうわまわるスピードで、今年も増えていると報道されています。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210826/k10013225931000.html 寿命に近い高齢者の死も痛ましいものですが、これから何十年もの人生を歩み、様々な社会的活動と同時に結婚をして子供を儲け得る未来を持った多くの子供達の死も、誠にもって痛ましいものです。 その原因としては、次の様に報道されています。 「去年の子どもの自殺が過去最多となったことをめぐり、対応策を検討した文部科学省の専門家会議は、コロナ禍の影響として、休校で在宅時間が長くなり、家庭に居場所を感じられない子どもが、息苦しい思いをした可能性は否めないと指摘しているほか、学校での活動を通して目標や達成感を得る機会が失われたことや、悩みを相談することも難しくなったことが背景にあると分析しています。」 要するに、休校や部活の停止やリモート講義のせいで自殺が増えたと分析されているわけです。 当方は、コロナ自粛論が叫ばれ始めた昨年3月頃から、コロナが流行ったら兎に角自粛シロという議論が横行している様を観ながら、こんな事をしていると、多くの大人の失業貧困自殺者に加えて、子供達もまたたくさんなっていくに違い無いと心底危惧していました。 そういう危惧があったのは、当方が務めている大学の「教育現場」でも、例年では比べものにならないくらいの多くの学生さん達がうつ病になり、信じられないくらい高い頻度で「自殺」していくケースを、具体的に目の当たりにしていたからです。 事の始まりは、昨年の安倍総理の臨時休校宣言でした。安倍総理は何の科学的根拠もないままに学校を休校してしまい、これが、コロナ感染時には通学自粛をする、という事の先鞭を付けました。 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020022900005.html そして、この流れは一年半が経過した今も継続しており、例えば今は、大阪の吉村氏等は部活を原則休止するという措置をとるに至っています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/c5f25868501b91d410b773a78fa2179edc068b8a
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