━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/07/26 民意無視野田政権の暴走を阻止するには 第297号 ──────────────────────────────────── 7月15日に次の記事を掲載した。 ブログ「反対を貫き通す頑なさがなければ変革できない」 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-c234.html メルマガ「「ダメなものはダメ」を貫かねば変化は生まれない」 このなかで、「審議会の手法」について書いた。 日本の実権を握る官僚機構。 彼らは「民主主義」に基いて行動しない。「民主主義」ではなく「官主主義」 が彼らの基準だ。「官僚主権構造」は何も変わっていない。 「官主主義」の行動様式とは「ごり押し」だ。 筋の通らないものでも、「ごり押し」すれば実現する。 彼らはこう考えている。 私たちの前に、いま重大な問題がいくつも山積している。 消費税、原発、TPP、そして政治謀略と検察犯罪。 国民の生活を左右する文字通りの重大問題だ。 これらの重要問題について、政治権力は、「ごり押し」で筋の通らない施策を 押し通しつつある。 「無理が通れば道理が引っ込む」というが、無理がごり押しされて、正義も大 義も蹴散らされている。 この現状を是正するには大きな力が必要だ。 憲法上の主権者である国民が、「思慮深さ」を身につけて、積極的に行動しな ければ、彼らの思うつぼになる。 7月24日の参議院予算委員会で「国民の生活が第一」の森ゆう子議員が質問 に立った。 http://www.youtube.com/watch?v=Sh2c7hcwWW8… … …(記事全文4,209文字)
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植草一秀(政治経済学者)