━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/06/25 日本経済を長期低迷トレンドから脱却させる法 第267号 ──────────────────────────────────── 日本を代表するパロディストであるマッド・アマノ氏が、 『原発のカラクリ ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体―』 と題する新著を出版された。 http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A9%E 3%82%AF%E3%83%AA-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%9E %E3%83%8E/dp/4846308871 110ページの豪華カラー版で、すべてのページに、アマノ氏の鮮烈なパロデ ィ画が掲載され、しかも、分かり易い解説が付されている。 すでに、『神州の泉』主宰者の高橋博彦氏が、ブログに書評を掲載されている。 高橋博彦氏の記事を転載させていただく。 「「神州の泉」本ブログにも、ご厚意でたくさんの御作品を提供いただいてい る、パロディストのマッド・アマノ氏が、今月の15日に新刊を出すことになっ た。4月の時点で、神州の泉は、マッド・アマノ氏ご本人からそのことをうかが っていたが、著者マッド・アマノ氏の原発問題に対する見識はとても深く、基 本として、氏とのやり取りを通じ、神州の泉は、彼の原発に対する怒りの大き さをひしひしと感じていた。マッド・アマノ氏とは7年前に知り合い、以後懇意 にさせていただいているが、教えられることは大きい。 マッド・アマノ氏が15日に出されるB5版新刊本のタイトルは、「原発のカラク リ ―原子力で儲けるウラン・マフィアの正体―」というものであり、出版社 は「紙の爆弾」を出している鹿砦社である。マッド・アマノ氏から、この本が 生まれる経緯を簡単にうかがったが、それによれば、昨年、ゴールデンウィー クに開催した個展のために作った原発批判パロディー絵本が、この本のキッカ ケになったそうである。それから1年以上が経過し、マッド・アマノ氏は、現実 に起きる不条理に怒りつつ、次々と作品を追加していったそうである。その結 果、なんと130点ほどになったが、ページに限りがあるので、1割以上、カット せざるを得なくなり、本作品が出来上がったという。 神州の泉は、鹿砦社から届けられたばかりのこの本を読み始めたばかりだが、 マッド氏の原発問題に関する、渾身のフォトモンタージュで構成されており、 その作品一つ一つに、ご本人の解説文が載っていて、非常に分かりやすい構成 になっている。日本の原発の来歴から詳しく書かれていて、その動きの裏にい る国際ウラン・マフィアの存在や、植草一秀氏が名付けた「悪徳ペンタゴン」… … …(記事全文6,858文字)
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植草一秀(政治経済学者)