… … …(記事全文3,541文字)日本と台湾は1972年の日中国交正常化に伴い政府間は「断絶」状態。その台湾にとって「台湾統一」は既定路線の「諦め」モードに入っているという。となると、訪台する日本の国会議員は何の目的で出向いているのか
◆〔特別情報1〕
臨時国会が閉幕した途端に、自民党国会議員が続々と台湾に向かっている。年明けにかけて訪台する日本の国会議員は30人ほどに上るらしい。
少し前の記事になるが、「台湾統一」を巡る問題で読売新聞は11月26日、「台湾総統、中国が『27年の台湾の武力統一を目標に軍備加速』との認識示す…『諦め』が最も脅威とも」という見出しをつけて次のように報道した。
「【台北=園田将嗣】台湾の 頼清徳 総統は26日に台北市で記者会見し、中国が「2027年の台湾の武力統一達成を目標に軍備(増強)を加速している」との認識を示した。その上で、26~33年の8年間で1兆2500億台湾ドル(約6兆2100億円)の特別防衛予算を計上し、防衛力強化を図る方針を発表した。
頼氏は『中国が台湾を併合しようとするシナリオで最も脅威なのは武力でなく、(抵抗することへの)諦めだ』と備えの必要性を強く訴えた。」
自民党内部に精通する事情通によると、この読売新聞の記事の言葉を借りるならば、台湾にとって「統一」は既に「諦め」モードに入っているとのこと。となると、続々と訪台する日本の国会議員は、何の目的で出向いているのか。
以下、自民党内部に精通する事情通はからの特別情報である。

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