… … …(記事全文6,047文字)維新や日本会議が、解散風を吹かせたところで、自民党内の足並みは揃わず、高市首相は簡単に「伝家の宝刀」を抜けない。党内からは「なんだ、石破政権と何も変わらいないじゃないか」と言われ始めている
◆〔特別情報1〕
臨時国会が始まったばかりだというのに、早くも解散の声が出始めている。日刊ゲンダイは「『1月衆院解散説』が急浮上! 高市首相周辺が高い内閣支持率バックに猛プッシュ」という見出しをつけて次のように報道した。
《高い支持率をバックに勝負をかけるのか。年明けの「1月 衆院解散説」が急浮上している。発信源は高市首相の周辺だ。
自民党の山田宏参院議員が、月刊誌「正論」12月号の対談で「年明けの通常国会冒頭にも実施すべきだ」と、早期の衆院の解散・総選挙が望ましいと訴えている。山田氏は、高市首相の側近の一人だ。
さらに、北海道新聞の電子版(8日配信)は、「自民内に早期解散論『来年1月ベスト』」と報じている。記事によると<首相に近い自民中堅は最近、早期解散に踏み切るよう本人に働きかけた。この中堅は解散時期に関し「来年1月がベスト。裏金問題は高市人気で踏みつぶせばいい。いつまでも野党の言うことばかり聞いていられない」>と息巻いているという。》
こうした自民党内に燻り始めた「早期解散論」について、自民党内部に精通する事情通は次のように語った。
「高い支持率のうちにという自民党内からの声は、あるにはあるが、真に高市に早期解散を迫っているのは、維新だ」
以下、特別情報である。

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