… … …(記事全文4,457文字)議員定数削減「共同提出できないと、信頼関係がガタガタ」と藤田共同代表。相変わらず口を開けば感じ悪さが際立っているが、なんのことはいない、どうやらこの「けん制」の裏に真の連立合意の絶対条件があるらしい
◆〔特別情報1〕
西日本新聞は12日、「衆院定数削減が自・維連立の火種に 自民に先送り論、維新は前のめり…藤田共同代表『理不尽につぶされるなら…』」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党、日本維新の会が連立政権合意書に盛り込んだ『衆院議員定数の削減』が、両党間の火種になりつつある。自民が今国会で結論を出すことに慎重な姿勢に傾いているのに対し、定数削減を『連立の絶対条件』と主張してきた維新は関連法案の提出、採決を主張。譲る気配はない。両党は12日にも、関連法案の作成に向けた実務者協議を始める」
また、テレビ朝日は同日、「議員定数削減に向けた自維の協議体がスタート 維新・藤田共同代表は自民をけん制」という見出しをつけ、藤田共同代表の言葉を次のように報道した。
「【維新・藤田文武共同代表】
『法案がまだ出てくる前になんか後ろ向きなことを言って、ごちゃごちゃごちゃごちゃ言うのは、どういうつもりで言ってらっしゃるのか、ちょっとよく分からないんですけれども、みんな一丸となってそれは最終成案を得るまで努力しようよというのがこれが組織の在り方だと』
そのうえで、藤田氏は『(法案を)共同提出できないと、信頼関係がガタガタと崩れる』とけん制しました。また、与野党間での議論が必要との意見が出ていることについては『委員会には、全党が参加して議論するので、最低限担保されている』と述べました。」
相も変わらず、口を開けば威圧的で感じ悪さが際立っているようだが、なんのことはいない。どうやら、このけん制そのものに隠された意図を示しているらしい。
自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。

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