… … …(記事全文5,707文字)麻生復権で、完全に自民党は分断、かなり深刻な事態に。新執行部のタカ派思想から見えてくるのは「戦前回帰」の極めて怖い危険な政権。高市は公明党との関係をどうするか、日本の政局は大きな山場を迎える
◆〔特別情報1〕
高市新総裁のもと、自民党の新執行部が発表されるや、「第2次麻生政権」トレンド入りしたという。日経平均株価は上がり、前週末比2175円高の4万7944円と急伸し、最高値を更新した。副総裁の座を射止めた麻生の高笑いは止まらない。
しかし、自民党内の受け止め方は完全に分裂状態で、2008年発足の「麻生政権」で野党に敗北し下野した悪夢を重ねる議員も多い。まずは、公明党との関係である。
時事通信は7日、「自公、連立合意持ち越し 協議継続、国会ずれ込みか―自民新執行部が発足」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党の高市早苗総裁は7日、新執行部発足を受け、公明党の斉藤鉄夫代表と国会内で会談した。連立政権の継続について話し合ったが合意は持ち越し、協議を続けることになった。公明は保守色が濃い高市氏を警戒している。臨時国会召集と首相指名選挙が、想定されていた15日からずれ込む可能性が高まった」
自民党内部に精通する事情通は次のように語る。
「麻生政権になって、完全に自民党は割れた。かなり深刻な事態だ」
以下、自民党内部に精通する事情通からの特別情報である。
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