… … …(記事全文3,738文字)小泉が総理になったら、衆議院任期いっぱいまで自民党は政権与党として延命する。ただし、高市早苗が幹事長に就くとなると、これは大きな不安材料だ。公認問題など、党内が全てひっくり返されていく
◆〔特別情報1〕
時事通信は2日、「小泉・林氏が演説会欠席 公務優先、他陣営から不満 自民総裁選」という見出しをつけて次のように報道した
《自民党の小泉進次郎農林水産相と林芳正官房長官は2日に大阪市で開かれた党総裁選の演説会を欠席した。
会場では事前収録された2人の動画が流れた。現職閣僚として公務を優先したためだが、現地で演説した他候補の陣営からは不満が漏れた。
小泉氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の農林相会合に出席するためフィリピン・マニラに滞在。オンラインで記者団に「石破茂首相からも公務最優先との指示があった」と強調した。
林氏は首相が岡山市を訪問したため、政府の危機管理を重視する観点から東京にとどまった。首相官邸で定例記者会見を実施。国会内で総決起集会に出席した後、世田谷区で視察をこなした。》
自民党内部に精通する事情通は次のように語った。
「選挙戦の終盤に演説会を欠席というのはよくない。しかし、演説会場が大阪ということで、維新との連立を視野に入れていた可能性がある。特に、小泉は維新との連立に最も積極的であるため、自民党大阪府連の人たちは『我々をないがしろにしている、なんだと思ってるんだ』など、相当に怒っており、反発が強い」
以下、特別情報である。
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