ロシアの戦略は、ウクライナ全土を取り戻すことだった。しかし、経済は疲弊、油を売った金の全てを戦費に。得意先の中国もまた経済が崩壊。一方、北朝鮮だけは戦争特需で、これまでになく潤っている

◆〔特別情報1〕
　読売新聞は24日、「トランプ氏、ウクライナに領土割譲求める方針転換…『プーチン氏との関係は何ら意味を成さなかった』と悔やむ」という見出しをつけて次のように報道した。
「米国のトランプ大統領は２３日、国連総会が開かれているニューヨークで、ロシアの侵略を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。トランプ氏は会談後、ウクライナは全領土を奪還できるとの考えを示し、領土割譲を求めていた従来の立場を覆した」
　この点について国際情勢に精通する情報通は次のように語った。
「ロシアの戦略は、ウクライナ全土を取り戻すことだった。ロシアはいま、経済制裁により経済が疲弊しているなか、それでも軍隊を強化しており、天然ガスを売ったお金の全てを戦費につぎ込んでいる」
　以下、特別情報である。

…
…
…（記事全文4,827文字）