… … …(記事全文5,239文字)ウクライナは停戦であれ終戦であれ、プーチンが自ら提示した条件を譲歩することはない。一方のゼレンスキーは、スーツに着替えてトランプと会談したように、譲歩する余地はある。ロ・ウ首脳会談の開催地に注目
◆〔特別情報1〕
中東情勢に精通する外国人記者によると、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談では、会談の中味もさることながら、一番に注目されたのはゼレンスキーのスーツ姿だったという。特に、前回の会談で「なぜスーツを着ないのですか?」と質問した記者が今回も来ており、そのやりとりが話題を呼んでいた。
BuzzFeedは21日、「『スーツ未着用』を責められたゼレンスキー大統領、8月の対談では失礼な記者に“鋭い一言”→トランプ氏&会場からは笑いも」と題して、ゼレンスキーのスーツ姿を巡るやりとりを取り上げて、次のように報道した。
[8月18日に米ホワイトハウスで行われた、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談。前回の会談での指摘を受け、ゼレンスキー氏は黒のスーツを身につけて登場した。
▼発端は今年2月
前回の会談は、今年2月。ゼレンスキー氏がスーツを着ていないとある記者が指摘したことから、口論へと発展。
「なぜスーツを着ないのですか? スーツは持っていますか?」「あなたが役職を尊重していないことを、多くのアメリカ国民は問題視しています」と記者が投げると、ゼレンスキー氏は次のように回答した。
「戦争が終わればスーツを着るつもりだ。あなたと同じようなスーツかな。もっと良いものかも知れないし、安いものになるかもしれない。どうなるか見てみよう」
このやりとりを受け、今回の会談でのゼレンスキー氏の装いに関心が寄せられていた。
▼8月18日の会談では黒のスーツを身につけて
ホワイトハウスでゼレンスキー氏を迎えたトランプ氏は、ゼレンスキー氏のスーツを指して「信じられない、素晴らしい」と賛辞を送った。
2月の会談でゼレンスキー氏に疑問を呈した記者からも「そのスーツ、とてもお似合いです」と発言があがった。
トランプ氏は「私もそう言ったんだ」と反応し、「素敵だろう? 前回君を攻撃したのと同じ人だ」とゼレンスキー氏に伝えた。
記者は、「お詫びします。とてもよくお似合いです」と謝罪した。
ゼレンスキー氏は「覚えている」と答え、続けて「君は前回と同じスーツだ。私は着替えてきたのに」と切り返すと、現場は笑いに包まれた。](翻訳:岡崎駿佑)
中東情勢に精通する外国人記者は、米国在住の仲間のジャーナリストが会見の場に出向いていたという。そのジャーナリストはスーツ着用についての質問をした記者のことをよく知っていた。以下、特別情報である。
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