… … …(記事全文5,303文字)自民党内では、参政党を自民党の別動隊とみている向きがあり、参政党の躍進を、旧安倍派を中心に喜んでいるという。しかし、自民党が都合よく思い込んでいるような完全な「別動隊」であるとは限らない?
◆〔特別情報1〕
参院選から一夜明け、石破首相が21日午後、自民党本部で記者会見を開いた。朝日新聞は21日、「石破首相、参院選大敗でも続投を表明 人事も『考えていない』」という見出しをつけて次のように報道した。
「冒頭発言で、与党が大敗した参院選結果について『極めて厳しい、国民の審判をいただいた』としながらも、『国政に停滞を招かない』と述べ、続投する意向を改めて表明した。
石破茂首相は続投の意向を改めて表明した後、米国との関税交渉や物価高対策、自然災害への対策などを挙げ、『政治には一刻の停滞も許されない。選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも、政治を停滞させないよう、比較第1党としての責任、国民の皆様方に対する責任を果たしていかねばならない』と述べた。
また米国との関税交渉について、『日米双方にとって利益となる合意を実現する』とした上で、『私自身もできる限り早期にトランプ大統領と直接話をし、目に見える成果を出して参りたい』との考えを示した」
石破首相は「非改選を含めて自公で過半数」と、改選66議席(自民52、公明14)から16減らした「50議席」という低い目標の勝敗ラインを据えていた。その低い目標ですら達成できない敗北だったが、「国政に停滞を招かない」ことを理由に続投を表明した。
いやがうえにも次の「政局」に注目がいくなか、まずは自民党内部に精通する情報通は次のように語った。
「自民党内では、『参政党』が躍進したことで、実は喜び勇んでいる。自民党内では旧安倍派を中心に、参政党を自民党の別動隊とみている向きがあるからだ」
以下、特別情報である。
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