… … …(記事全文4,917文字)自民党本部は、かつて永田町にあった旧社会党本部の末期のようにすでに「生気」はなく、まさに「オワコン」「昭和の遺物」。しかし、国会議員にその危機感はまるでなく、いまも驕り高ぶったままという
◆〔特別情報1〕
時事通信は28日、「自公、裏金・消費税ぎくしゃく 参院選『政治の安定』訴えも」という見出しをつけて次のように報道した。
「参院選(7月3日公示、20日投開票)を控え、自民、公明両党がぎくしゃくしている。派閥裏金事件に関係した自民候補を公明が推薦する動きは止まったままで、争点となる物価高対策でも本音の食い違いが露呈。与党は参院選を『政権選択選挙』と位置付けるが、選挙後は連立政権の枠組みを巡るあつれきが生じる可能性もある。
石破茂首相(自民総裁)と公明の斉藤鉄夫代表は27日、首相官邸で会談し、参院選で与党として非改選(75議席)と合わせて過半数(125議席)維持を目指すことで一致した。昼食を共にしながら約45分間に及んだ会談について、斉藤氏は『連立与党の心合わせが目的だ』と強調した。
その『心合わせ』とは裏腹に、自公間の懸案を巡って突っ込んだやりとりはなかった。とりわけ『裏金』候補への推薦の扱いについては『話題に上がらなかった』(斉藤氏)という」
かつて自民党と公明党との間には、二階俊博元幹事長がガッチリと強いパイプを結び、強固な絆を築いていた。しかし、その二階は政界を引退しており、自公の絆が緩み始めているのは確かなようだ。
以下、自民党内部に精通する事情通からの特別情報である。
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