… … …(記事全文4,591文字)イスラエルはconspiracyをはたらかせる国なので、どうなるかはわからないものの、イラン・イスラエル紛争の真の勝者はトランプ大統領か。ガザから世界的関心を反らして油田を押さえ「漁夫の利」を得る
◆〔特別情報1〕
毎日新聞は25日、「イスラエルとイランの衝突終結か 日本時間25日午後に正式停戦へ」という見出しをつけて次のように報道した。
「激しい交戦を続けてきたイスラエルとイランが合意した停戦は、日本時間25日午後にも『公式な停戦』を迎える。今月13日から始まった戦争は完全に終結する可能性が高まっている。
段階的な戦闘停止が発効した24日、両国は互いに『合意違反』があったと非難し、イスラエル軍がイランを空爆するなど、根深い不信感を露呈した。ただ、これまでに大規模な衝突には発展していない」
そして読売新聞は同日、「トランプ氏がイランへ態度軟化、体制転換求めない考え…停戦合意の両国『歴史的な勝利』主張」という見出しをつけて次のように報道した。
「トランプ氏は、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためオランダに向かう大統領専用機内で記者団に、13日から交戦したイスラエルとイランについて『彼らは疲弊している。二度と起きてほしくないと思っている』と語った。
イランについては『大きな混乱を望んでいない』として、体制転換を求めない考えを示した。トランプ氏は22日、米軍によるイランの核施設攻撃を巡ってイランの体制転換に言及していた。停戦合意を受け、態度を軟化させたとみられる」
こうした流れについて、イスラム世界に精通する外国人ジャーナリストは、次のように語った。
「イスラエルはconspiracy(陰謀)をはたらかせる国なので、まだどうなるかはわからない。イランはイスラム教の国々のなかでも、孤立を強めていたことだけは確かだ」
以下、イスラム世界に精通する外国人ジャーナリストからの特別情報である。
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