… … …(記事全文6,249文字)「イラン体制転換」は時間の問題か。86歳のハメネイ師は、癌を患った身で、電気もない地下壕に潜伏している。中東では「ガザ惨状」画像が拡散されているが、実はガザではなくテルアビブの惨状だという
◆〔特別情報1〕
共同通信は24日、「イスラエルとイランが停戦合意 約6時間後に開始とトランプ氏」という見出しをつけて次のように報道した。
「トランプ米大統領は23日、交戦を続けるイスラエルとイランが『完全な停戦に合意した』とSNSで発表した。停戦は約6時間後(日本時間24日午後1時ごろ)から段階的に始まると述べた。これに先立ち、イランは米軍による核施設攻撃への報復として米軍が駐留するカタールの基地をミサイルで攻撃。トランプ氏は、迎撃し死傷者はいないと説明した。イランが攻撃を事前通告してきたと明らかにした。
イラン側は、報復攻撃して体面を保つ一方、事前通告することで迎撃を容易にし、大規模な被害が出て米側のさらなる攻撃を招くのを回避した可能性がある。イラン軍事筋は共同通信に対し、攻撃の数時間前、カタール側に事前通告したと明らかにした」
続いて約6時間後の日本時間の午後2時32分、毎日新聞は「イラン・イスラエル停戦『いま発効した』 トランプ氏、SNSに投稿」という見出しをつけて次のように報道した。
「イランとイスラエルの交戦を巡り、トランプ米大統領は24日、自身のソーシャルメディアで『停戦はいま発効した。お願いだから違反しないでくれ』と投稿した。両国からの公式発表はないが、双方が戦闘行為を停止するのかが注目される」
筆者は23日の拙記事「トランプの『イラン攻撃』発表は、イスラエルのイラン核攻撃を阻止するために、先手を打った『発表』だった。世界はトランプを絶賛している。米国独立記念日から世界は大きく変わっていく。日本も例外ではない」において、米軍機のイラン攻撃の映像が出ていなことについて、次のように疑問を投げかけた。
「米国のイラン核施設攻撃の第一報は、トランプ大統領による発表(日本時間の22日午前8時57分)から始まり、2時間後にトランプが演説することが発表されると、続いてイラン側の動向がロイターやAFP通信など西側メディアから発信され始めた。しかし、文字による報道はあっても画像が全くといっていいほど出てきていない」
この疑問について、イスラム世界に精通する在日外国人ジャーナリストは次のように語り始めた。
「最初、米国のある空港から同種類の戦闘機2機が、日本に向かって飛び立った。しかし、その2機はカムフラージュのための出撃で、続いて6機のB2がイランに向かって飛び立った」
以下、イスラム世界に精通する在日外国人ジャーナリストからの特別情報である。
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