… … …(記事全文5,142文字)インド「自作自演」の「カシミール観光客銃撃事件」でテロの濡れ衣を着せられた格好のパキスタン。しかし両国の緊張は高まるどころか、実は両国「出来レース」の疑惑が高まっている。さらに同じ思惑で中国まで参入か
◆〔特別情報1〕
先週末「国境から400メートル地点で起きたカシミール観光客銃撃事件は、支持率低迷で政権維持が危ぶまれるモディ首相側の「自作自演」「ヤラセ」「捏造」疑惑が浮上。そうでなければ軍部・警察の監視体制の不手際となる」というインドの国内事情に触れた記事を書いた。この記事には続きがある。「観光客銃撃事件」を起こしたのがパキスタンの過激派ということになっている。このことに対するパキスタンの国内事情である。
朝日新聞は3日、「パキスタンがミサイル発射実験 インドは戦闘機訓練、両国の緊張激化」という見出しをつけて次のように報道した。
「インドが実効支配する北部カシミール地方で武装勢力が観光客らを殺害する事件を起こし、パキスタンとの緊張が高まっている中、パキスタン軍は3日、地対地ミサイルの発射実験を行い、成功したと発表した。
同軍は声明で、訓練の目的について『作戦の準備態勢を確保し、高度なナビゲーションシステムや操作性を含むミサイル技術を検証するため』と説明した。同軍は1日にも軍事演習を行った。
一方、インド軍は2日、軍事施設が攻撃を受けて使用できなくなる事態を想定し、戦闘機を幹線道路上に発着させる訓練を行った」
インドによる「自作自演」の「カシミール観光客銃撃事件」の、いわば濡れ衣を着せられた格好のパキスタンだが、その内情について、印パ問題に精通する外国人記者から話を聞いた。以下、特別情報である。
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