… … …(記事全文5,411文字)4月に入り政局は一転した。中国は、石破を脅すのをやめて、バックアップすることとしたという。これにより麻生が画策してきた「石破降ろし」は失敗した。石破辞任のXデーは、裏金議員処分満了の4月4日だった
◆〔特別情報1〕
時事通信は4日、「自民・萩生田氏ら処分満了 『裏金』議員、石破首相と距離」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党派閥の裏金事件を巡り、旧安倍派の萩生田光一元政調会長らの処分期間が3日に満了した。今後、復権に向けて活動を本格化させる見通しだ。多くは石破茂首相と距離を置いており、低空飛行が続く政権の波乱要因となる可能性もある」
また、自民党の麻生太郎最高顧問は4日、兵庫県明石市で開かれた西村康稔元経済産業相の地元支援者向け会合で講演した。西村氏は旧安倍派所属で、派閥裏金事件に伴う党員資格停止1年の処分期間が3日に満了したばかり。
西村氏は1日、X(旧ツイッター)に麻生氏と面会した際の写真を投稿。「今後の活動に大所高所からアドバイスをいただいた」と記し、良好な関係をアピールしていた。(共同)
西村が投稿した写真が各紙に掲載されているのだが、この日を待ってましたとばかりに激励の講演に来たはずの麻生太郎の顔が、なんとも苦虫を噛んだような苦渋の表情であるのに目を奪われる。
やはり、麻生が画策してきた「石破降ろし」は失敗したのである。しかも、石破辞任のXデーは、まさに裏金議員の処分満了の4月4日もしくは翌5日とされていたという。完全に「石破降ろし」の作戦は失敗した。もしくは画策を継続させているとしても、完全に頓挫したということだ。
以下、自民党内部の事情通からの特別情報である。
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