自民党「金権政治」問題に発展させてしまった「商品券配布」問題。リークするのはいつも旧安倍派。その旧安倍派を復活させているのが、トランプと会談したあの人。安倍派復活が自民党を崩壊させるかもしれない

◆〔特別情報１〕
　これは自民党内部に精通する事情通からの特別情報である。
　今回の石破首相による「商品券配布」問題は、旧安倍派に近い新人議員から旧安倍派の重鎮に話が流れ、そこからマスコミにリークされたといわれている。
　昨年10月の総選挙では、「裏金問題」で自民党の公認が認められなかったり、公認は得られても比例名簿から外され重複立候補ができなかったりといった「裏金議員」候補者が数多くいた。ところが、そうした裏金非公認の候補者に対しても、自民党本部から公認候補と同額の2000万円が振り込まれていたことが、選挙期間中に話題となった。これも、処分を受けることとなった旧安倍派の候補者の一人が、「死なばもろとも」でリークしたものだった。しかも、リーク先は「しんぶん赤旗」、まさに「自爆リーク」で選挙情勢に大きな影響を与える結果となった。結果は少数与党という、石破首相にとって手痛い船出となったのである。
　今回の商品券問題も同じだ。しかし、「商品券配布」は石破に始まった話ではなく、岸田、菅、安倍、麻生、小泉といった歴代総理の名前が出始め、自民党で常態化してきた「金権(金券)政治」問題に発展させる事態となった。以下、特別情報である。

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