… … …(記事全文5,287文字)世界中がトランプの発言と行動に翻弄され、トランプが何を考えどう行動するのか理解できない状態にある。しかし世界のなかで1つの政府と1人の権力者だけは、トランプの心理を理解できているという
◆〔特別情報1〕
これはトランプ大統領のスピーチライターチームのメンバーと連携する外国人記者からの特別情報である。
「CERAWeek」と呼ばれる世界最大規模のエネルギー国際会議が、南部テキサス州ヒューストンで10日から始まり、世界各国の政府関係者や企業幹部や研究者たちが参加した。
そうしたなか、仏国の研究者が米国への入国を拒否され、国際会議に参加することができなかった。このことについてCNNは21日、「米当局、フランス人研究者の入国拒否 『トランプ大統領に言及のメッセージ発見』理由に」という見出しをつけて次のように報道した。
「学会に出席するため米国に入国しようとしたフランス人研究者が、携帯電話の中からドナルド・トランプ大統領について意見を交わしたメッセージが見つかったという理由で、米国への入国を拒否された。フランス政府が20日に明らかにした。
フランスのフィリップ・バティスト高等教育・研究相によると、この研究者は今月9日、テキサス州ヒューストン近郊で開かれた学会に出席するため渡米した。しかし米当局がこの研究者の携帯電話から、『トランプ政権の研究政策に関する個人的な意見を表明した同僚や友人とのやり取り』を発見したことを受けて入国を拒まれ、国外追放された。
高等教育・研究省によれば、入国を拒まれたのは宇宙分野の研究者だった。」
これに強く反応したのは、英国と独国で、自国民に対し「米国は危険な国だから旅行は控えたほうがいい」という注意喚起をしたという。
いま、世界中がトランプの発言と行動に翻弄され、トランプが何を考えどういう行動をとるのか理解できない状態にある。しかし世界のなかで、2人(1つの国家政府と1人の国家権力者)だけは、トランプの心理を理解できているという。以下、特別情報である。
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