… … …(記事全文4,394文字)【拙著】『総理大臣 小沢一郎』(2007年11月10日刊)
第6章 田中角栄直伝・選挙必勝のセオリー
最大の敵は自民党である
政権取りとは、言うまでもなく、国民・有権者の大多数を取り込むことである。地縁や血縁、情実はもとより、さまざまな利権・利害関係で結びついているライバルの陣営を切り崩し、自分の味方にしてしまうことである。
民主党にとって最大の敵は自民党だ。五五年体制が崩壊し一時的に下野したことがあるとはいえ、自民党は依然として保守勢力の牙城であり、一見すると「難攻不落」の城に見える。小沢一郎は、前に立ちはだかる「強敵」との戦いに果敢に挑まなくてはならない。
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