… … …(記事全文3,899文字)俄かに石破茂の発言が政界を賑わせている。岸田首相への辞任要求の声は日を追うごとに大きくなる一方で、自民党内の亀裂は深まり、遂に分裂の兆しも出てきているという。政界ガラガラポンの始まりか
◆〔特別情報1〕
自民党内では公然と岸田退陣論が噴出し始めたかと思いきや、俄かに石破茂の動きに注目が集まっているようだ。
朝日新聞は18日、BSフジに出演した石破氏の発言録として「石破氏『国民のシンパシー得られぬ』 首相批判の麻生氏に説明求める」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党・石破茂元幹事長(発言録)
(政治資金規正法改正をめぐり、自民党の麻生太郎副総裁が「将来に禍根を残すような改革だけはやっちゃいかん」と述べ、岸田文雄首相の対応を暗に批判したことについて)副総裁というのは総理を支える、ナンバー2と言ってもいい(存在)。そういう方がこういうことを言われるからには、党内で「何でこういうことを言われたのか」ということをご説明いただいた方がいい」
また、夕刊フジは19日、同じくBSフジに主演した石破の発言から「石破茂氏が〝女系天皇容認〟発言で波紋、総裁選に影響か 八木秀次氏『立憲民主党の一部や共産党の考えに近い』」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党の石破茂元幹事長は18日、BSフジの番組で、安定的な皇位継承をめぐり、「女系を完璧に否定していいのか」と述べ、「女系天皇」の検討に含みを持たせる発言をした。各種世論調査では「ポスト岸田」候補として上位の石破氏だが、この発言はいかがなものか。女系天皇の容認は「皇統の断絶」につながると指摘する識者もいる。
この石破の発言について、自民党旧二階派「志帥会」重鎮は、別の角度から見て驚くべきことを次のように明かしてくれた。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)