… … …(記事全文5,541文字)エヌビディア時価総額が首位に躍り出た。中国人民解放軍の旧・瀋陽軍区が、北朝鮮のレアメタルの採掘権を保有することで、独自に最新鋭装備を高め、北京の脅威となったように、いまや軍事の要は半導体技術にある
◆〔特別情報1〕
これは国際政治に精通する情報通からの特別情報である。
6月17日付の拙記事「習近平による『台湾侵攻』はない。しかし『台湾統一』は描いている。中国人民解放軍を実質的にコントロールしているのは、習近平の妻・彭麗媛氏であるといわれてきた。『ポスト習』は彭氏なのか」に関連して、中国国内の情勢について国際政治に精通する情報通から話を聞いた。
全く報道されていないことだが、軍部の内部がかなりもめている時期があり、人民解放軍が北京にまで戦車を入れたことがあった。その時、習近平は北京から脱出して逃げた。人民解放軍の他の部隊が習近平に対し「帰れ」と促したことで習近平は、北京に戦車を入れた部隊に対して「罪に問わない」と明言したことにより、戦車はなんとか引き揚げていったという。要するに、軍部の待遇に対する不満が爆発したもので、一部の地域の待遇だけがよくて、全般的な待遇は一向に良くなってはおらず、それが原因だった。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)