… … …(記事全文3,921文字)大手マスコミは「小池VS蓮舫」を煽り盛り上げてきたけれども、対決の構図は必ずしも「女の頂上決戦」ではなさそうだ。蓮舫に続いて、次の衆院選も見据えてバズる石丸も目が離せない
◆〔特別情報1〕
都知事選に立候補を表明した小池百合子と蓮舫が、それぞれ公約を発表し、七夕決選が幕を開けた格好となった。
朝日新聞は18日、「小池氏と蓮舫氏、記者会見の形式に違い 同日に都知事選の公約発表」という見出しをつけて、次のように報道した。
「20日告示、7月7日の東京都知事選に立候補する現職の小池百合子氏(71)と参院議員の蓮舫氏(56)が18日、それぞれ会見を開いて公約を発表した。選挙戦の軸になるとみられる2人の公約発表が同日になったが、会見の方法は対照的だった」
小池の会見は午前10時から完全オンラインで始まり、「京大改革3.0」の説明の後、質問は小池が指名し、計5人の記者が質問した。蓮舫は午後2時から都内の会場で会見を開き、約80人の記者が詰めかけ、「7つの約束」を説明した後、計19人が質問したということである。
さらに「日本一バズる市長」で名を馳せた石丸伸二は、一日早い17日に公約発表の会見を行っていた。読売新聞は「石丸伸二氏、都知事選の公約発表…『政治再建』『都市開発』『産業創出』が柱」という見出しをつけて次のように報道した。
「東京都知事選への立候補を表明している広島県安芸高田市前市長、石丸伸二氏(41)は17日、都庁で記者会見し、『政治再建』『都市開発』『産業創出』を柱とする公約を発表した。最も重視するのが政治再建で、『政治が三流なら経済も三流になる』と訴えた」
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)