… … …(記事全文4,229文字)国会は、「働き方改革」の時代に、昭和のやり方は「不適切では?」と非難されつつあった「徹夜国会」を回避した。そこだけは与野党一致でした。よくも悪くも、昭和ブームは国会にも余波が来ているらしい。
◆〔特別情報1〕
国会は、「働き方改革」の令和の時代に、昭和のやり方は「不適切では?」と非難されつつあった「徹夜国会」を回避した。どうやら、そこだけは与野党一致で調ったらしい。いま、テレビでは、昭和ネタ満載の「オジサン」ドラマがヒットしているという。「ふてほど」と略され話題を呼んでいるのが、阿部サダヲ主演ドラマ「不適切にもほどがある」で、オジサン層の「あるあるネタ」で評価されているというわけだ。そして、「徹夜国会」という戦術で意気込んだ国会が、まさに「昭和のやり方」と非難を受けてしまう結果となった。立憲民主党の山井和則国対筆頭副委員長は、本会議において、小野寺五典予算委員長解任決議案の趣旨弁明の演説を、「フィリバスター」(議事妨害)として2時間54分間行い、枝野幸男前代表の最長記録(2時間43分)を9分超えて衆院記録を更新したのだった。昭和バブル期の株価を更新したいま、よくも悪くも、昭和ブームは国会にも余波が来ているらしい。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)