… … …(記事全文4,795文字)公開か非公開かで、大騒ぎしたのは何だったのか、と思わざるを得ないほど、拍子抜けした「政倫審」だった。結局、一切ゴネることなく出席した武田良太の株は自民党内で、確かに上がった。これで「岸田降ろし」に拍車がかかる。
◆〔特別情報1〕
公開か非公開かで、大騒ぎしたのは何だったのか、と思わざるを得ないほど、拍子抜けした「政治倫理審査会」だった。国会の質疑以上の真相究明には至らず、結局、一切ゴネることなく出席した武田良太の株が、確かに上がったというのが、永田町の評価のようだ。
岸田首相の出席という異例の事態で、一転してマスコミも入った全面公開となり、対応が変わったのは、むしろ野党側だったのか。舌鋒鋭い激しい追及は聞かれなかった。むしろ、政倫審をライブ配信したニコニコ動画の、視聴者からの批判コメントの嵐のほうが、画面を埋め尽くすほどすごかったようだ。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)