… … …(記事全文5,554文字)世界的なAI技術者は「生成AI」開発拠点を日本と定めており、34年間も突破できなかった史上最高値がようやく更新された。一方、熊本・長崎の半導体新設工場は、求人募集をかけども人材は集まってきていないという。
◆〔特別情報1〕
日経平均株価がバブル経済期の最高値3万8915円87銭を更新し、史上最高値3万9156円97銭を付けた。バブル崩壊から約34年、長い道のりだった。22日の終値は前日比836円52銭高の3万9098円68銭で終えた。
今年に入って、日本株は上昇を続けてきた。その要因としては、円安が輸出関連に追い風となり、さらに日本株そのものが海外投資家にとっては割安感を強めたこと、さらに中国経済の低迷により、中国市場からの資金逃避の受け皿として日本企業に資金シフトしたこと、さらに日本企業側としては、自社株買いを利益還元の手段として機動的に利用したことが定着したことなど複合的な理由が重なり、最高値近くまで株価を押し上げてきていた。
それでも、なかなかバフル期の最高値までには届かなかったのだが、21日に発表された米半導体大手エヌビディアの市場予想を上回った好決算を材料に、株価は一気に34年間超えられなかった天井を突破することとなった。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)