… … …(記事全文4,359文字)岸田首相の4月「国賓待遇」訪米と、極秘根回しを試みてきた日朝首脳会談。これら支持率浮揚の秘策に、暗雲が立ち込めている。「国賓待遇」訪米は、実現するのか。「キャセル」されたという噂が出てきている。
◆〔特別情報1〕
18日から19日にかけて、朝日、毎日、読売の三大全国紙が内閣支持率を発表、各紙揃って「自民政権復帰以来、最低の内閣支持率」と報じた。これについて神奈川新聞は19日、「低迷岸田内閣…3全国紙で支持率最低 見えぬ出口に『党も道連れ』」という見出しの記事のなか、次のように報じた。
「各紙の報道によると、内閣支持率は朝日21%(前回比2ポイント下落)、毎日14%(同7ポイント下落)で、自民が政権復帰した12年12月以降でともに過去最低を更新。読売も24%で最低水準の横ばいだった。自民の政党支持率も同レベルで足並みをそろえて低迷中。また、毎日の内閣不支持率は82%となり、調査を始めた1947年7月以来初めて8割を超えた。」
起死回生で支持率浮揚を狙いたい岸田としては、まずは4月に予定されている、国賓待遇での訪米の成功、さらに水面下で、極秘に根回しを試みてきた「拉致問題解決」に向けての訪朝および日朝首脳会談の実現であった。それしか支持率の回復は、とうてい見込めないからであることは言うまでもない。ところが、この二つの秘策さえも、暗雲が立ち込めはじめていた。以下、国際情勢に精通する情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)