… … …(記事全文3,475文字)フーシ派拠点のあるイエメンは産油国のなかの最貧国であると同時にテロ国家とみなされている。しかし戦闘能力は高く、ここへきてイスラム教の国々は、最富裕国サウジではなく最貧国イエメンに意識が向いている。
◆〔特別情報1〕
TBSは30日、「カタール首相『停戦協議に進展』 イスラエル・ハマス戦闘」という見出しで、次のように報道した。
「戦闘が続いているイスラエルとイスラム組織ハマスの仲介役を務めるカタールの首相が、戦闘停止に向けてアメリカやエジプトと行った協議について、『進展があった』と明らかにしました」
以下、中東情勢に詳しい外国人記者からの特別情報である。
イスラエルは、近隣の中東産油国から石油やガスを輸入しており、それら産油国に対して「イスラエルを認めろ」と言い続けてきた。ここへきてカタールは、イスラエルへの石油輸出を止めていた。もし他の産油国もイスラエルへの石油を止めたら、ガザへの攻撃は一週間も持たず、イスラエルという国自体が、消滅しかねない事態となる。しかし、そうなった時にイスラエルは、原子爆弾を使って、これら周辺の産油国を攻撃していくだろうとみられている。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)