… … …(記事全文4,706文字)「自民党は腐っても鯛、不滅」などと、昭和の幻想で乗り切れるほど、国民の目は甘くない。ゾンビ多き司法に対しても「政界浄化」の期待など、とっくに地に落ち、ここらからは、若者の自民党離れが時代を切り開いていく。
◆〔特別情報1〕
自民党安倍派の「裏金事件」は、裏金4800万円の不記載で池田佳隆衆議院議員の逮捕につづいて、5000万円超の大野泰正参院議員、4000万円超の谷川弥一衆議院議員も立件の見通しである一方、安倍派幹部7人を不起訴とする方針を固めと報道された。
読売新聞は16日、「安倍派幹部7人不起訴へ、会計責任者との共謀認定できず…4000万円超不記載の3議員は立件方針」という見出しをつけて、次のように報道した。
「特捜部は、同派の収支報告書を作成・提出した会計責任者を立件する方針を固め、幹部らに対する任意の事情聴取で会計責任者とのやりとりなどを確認した。幹部らは還流について「派閥会長が決定する案件だった」などとし、不記載への関与を否定。会計責任者も「幹部から不記載の指示は受けていない」との趣旨の説明をしており、共謀を示す明確な証拠も見いだせなかったとみられる。」
やはり昭和の「リクルート事件」と同じということだ。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)