… … …(記事全文2,971文字)13日午後6時に配信した記事の内容がタイトルとは違い、ひとつ前の記事の内容を送信してしまっておりました。誠に申し訳ございませんでした。あらためまして、13日分の内容のものを送信させて頂きます。
◆『政権交代-小沢一郎最後の戦い』(2007年7月12日刊)
第6章 新進党結成から自由党の立ち上げへ
●小沢一郎は、小泉首相を厳しく指弾
小沢一郎は、小泉純一郎首相が在任中に進めてきた「構造改革」に対して、「格差社会をつくり出した」と厳しく指弾した。
とくに夕刊フジ紙上の連載「小沢一郎の剛腕コラム」の執筆者として、小沢一郎は、筆鋒厳しく、小泉首相を攻撃し続けた。小沢一郎は、これを『剛腕維新』(角川書店、平成十八年八月十日刊)と題する書籍として発刊した。
そこで、批判・攻撃の対象とされた小泉構造改革の中身と、小沢一郎の「日本改造計画」、その後、自由党党首時代に示した「日本復興計画」などと照らし合わせてみるならば、両者の違いが鮮明になり、同時に、小沢一郎からみて、「なぜ小泉構造改革路線ではだめなのか」が、浮き彫りにされてくる。
小沢一郎は、『剛腕維新』の随所で批判している。その部分を、頁に従って、以下、ピックアップしてみよう。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)