… … …(記事全文4,185文字)年末に「政治資金パーティー自粛」をアピールしたところで意味はない。「政治資金パーティー」は4月~5月に行われるのが慣例。春先になれば慣例に従い、「一定のルール」を誇示して自粛を解禁することだろう。
◆〔特別情報1〕
これは自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
自民党派閥パーティー券「裏金疑惑」、さらに岸田首相と旧統一教会友好団体トップとの面会問題は、支持率低下に喘ぐ岸田政権にとっては、カウンターパンチとなってダメージが大きい。完全に岸田降ろしのフェーズに突入したようだが、そもそもこれは既定路線。岸田は新型コロナ問題の責任を負いたくない菅義偉前首相が、政権から逃げたため、そのワンポイントリリーフとして岸田にお鉢が回ってきたのであった。その意味からいって、長期政権にはなり得ない。岸田は米国のいいなりになることで、長期政権の夢を見たかもしれないが、そうは問屋が卸さないということのようだ。米国が既定路線に従い、「はい、そろそろケジメをつけようかな」と、岸田降ろしに舵を切ったところということである。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)