… … …(記事全文3,595文字)イエメンはイスラエルの軍艦2隻を撃沈。続いて米軍艦2隻も撃沈。米国は「イエメンを潰す」と恫喝。それに対してイエメンは「我々は潰れてもいいから、最後の一人になっても、パレスチナのために戦う」と宣言した。
◆〔特別情報1〕
これは中東情勢を専門に取材する、外国人記者からの特別情報である。
イエメンが中心になって、戦争が始まった。世界大戦が勃発しそうな不穏な流れになってきている。朝日新聞は12月4日、「貨物船、紅海でイエメン武装勢力の攻撃受ける 米軍艦がドローン撃墜」という見出しで、次のように報道した。
「米中央軍は3日、紅海の南部で商船3隻が中東イエメンの反政府組織フーシから攻撃を受けたと発表した。支援にあたった米軍の誘導ミサイル駆逐艦カーニーが3機の無人機(ドローン)を撃墜したという。フーシは攻撃したのは2隻だとし、AP通信に「イスラエルが(パレスチナ自治区)ガザの同胞に対する侵略をやめるまで、イスラエルの船が紅海を航行するのを阻止し続ける」と語った。」
ところが翌5日の夜に伝わってきた情報によると、イエメンはイスラエルの軍艦2隻を撃沈し、その報復のために米軍艦2隻が入ると、その2隻も撃沈。計4隻がイエメンの攻撃により沈没したという。その後も続々と、30分間隔で戦況が伝わってきている。米国はイエメンに対して「イエメンを潰す」と恫喝したのに対し、イエメンは「我々の国は潰されてもいい。たとえ最後の一人になっても、パレスチナを助けるために最後まで戦う」と返していた。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)