… … …(記事全文4,117文字)キッシンジャー博士の戦略は、米中が軍事力の均衡を保ちつつ、米国が世界の警察の役割を担っていくというもの。そこで最も重要で難しい立場は日本であり、いまの自民党政権ではだめだと強い思いを示していた。
◆〔特別情報1〕
キッシンジャー博士が死去したことが速報で報じられた。ロイターは11月30日、「キッシンジャー元米国務長官が死去、米中国交正常化に貢献」という見出しをつけて、次のように報道した。
「米ニクソン政権とフォード政権で国務長官などを務めたヘンリー・キッシンジャー氏が29日、コネティカット州の自宅で死去した。100歳だった。同氏が設立したキッシンジャー・アソシエーツが発表した。同氏は1970年代の米中国交正常化やそのほか国際政治史を動かした出来事で重要な役割を果たした。100歳になってからも精力的に活動し、今年7月に北京を訪問して中国の習近平国家主席と会談した。死去までの経緯は明らかになっていない。」
上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦は、キッシンジャー博士が中国の長老会議に出席するために中国を訪問したときの詳細とともに、「キッシンジャー博士の戦略」について語っていた。以下、吉備太秦からの「キッシンジャー博士の戦略」についての特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)