… … …(記事全文1,817文字)◆『政権交代-小沢一郎最後の戦い』(2007年7月12日刊)
第3章 一龍戦争の熾烈
●「政治改革が必要だ」
料理しようとしている課題のなかで、小沢がかなりの情熱を傾けようとしているものの一つが、政治改革であった。その理由について、小沢は、
「これからの日本は、国際社会のなかで自立して、自ら責任を持って行動し、世界に貢献していく時代だ。それに対応できる政治をつくり上げていかなくてはならない。そのための政治改革が必要だ」
と力説していた。小沢が政治改革で取り組もうとしているのは、具体的には、カネのかからない政治や選挙を実現するにはどうしたらいいか、政治資金をガラス張りにするための方策などといったものではない。
「そんな次元の低いものではない」
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)