… … …(記事全文2,025文字)◆『政権交代-小沢一郎最後の戦い』(2007年7月12日刊)
第3章 一龍戦争の熾烈
●「小沢調査会」を設ける
日本の生き方を変えようとした場合、必然的に逢着するのが、憲法であった。後述するが、小沢は、日本国憲法に真っ正面からぶつかって検討に着手した。これからの日本のあり方を考えて行こうというものだ。名付けて、
「小沢調査会」
と称した。いわゆる政策を構想する研究会などとは性格を異にしている。憲法改正をも念頭に入れ、国家の基本的な枠組みからはじまって、政治改革や選挙制度、地方行政制度の改革、教育改革、国連軍参加問題まで射程に入れた調査会であった。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)