… … …(記事全文3,763文字)昭和四十七(一九七二)年七月五日の自民党大会における総裁選挙では、田中、福田、大平、三木の四人が争った。お互い好敵手の関係に立ち、三角大福戦争と呼ばれた。
「田中角栄VS福田赳夫」の対立構図のなかで田中陣営の渡部と小沢の二人は、福田陣営の小泉と森を向こうに回して、「宿敵同士」として戦っていた。決戦投票の結果、田中が福田を破って総裁に就任した。田中政権が七月七日にスタートしている。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)