… … …(記事全文3,172文字)◆『政権交代-小沢一郎最後の戦い』(2007年7月12日刊)
第1章 受け継がれた政治家の血
●父の地盤を継ぎ、初陣を飾り代議士となる
小沢は昭和四十四(一九六九)年十二月二十七日の第三十二回総選挙で、父の地盤(岩手二区)をそっくり受け継ぎ、"弔い合戦"に出馬した。その結果、七万票の爆発的得票で初陣を飾り、代議士になることができた。政治家・小沢一郎の誕生である。二十七歳のときだった。二世議員であり、いわば「親の七光り」組の一人である。この点は、実に幸運に恵まれた。まさしく父祖の恵沢と言ってよい。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)