━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年6月26日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ロシアでワグネルのプリゴージンの反乱騒ぎがあったが、先週の米軍の動員が何でもなかったように、ロシア側も大協賛の「大演習劇場」で、何も起こらなかった。べラルースのルカシェンコが仲介して、事は収まった。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。 今週末は、ロシアでワグネルのプリゴージンの反乱騒ぎがあったが、先週のアメリカの軍の動員が何でもなかったように、ロシア側も大協賛の「大演習劇場」で、何も起こらなかった。「来週末は中国かな」程度に思っていればよい。今回は、べラルースのルカシェンコが仲介して、事は収まったし、辞任するかと言われていた防衛大臣のショイグも安泰の様子だ。とにかく辻褄のあわないことが多すぎた反乱だが、その発端は、プリゴージンのビデオ・アピール。ロシア軍がワグネル陣地を後方から攻撃したという動画を出してきて、いつもの怒り顔でアピールを発表。しかし、この陣地攻撃は完全フェイクだとすぐにロシアのテレビ局も分析して対応していた。プリゴージンだけでなく、ウクライナの情報プロパガンダ当局も全面参加して、フェイク・ニュースのお祭りだった。 ロシア革命だ、プーチンとメドベーデフがモスクワから逃亡した、ルカシェンコも逃げたと、フェイク・ニュースは賑やかだった。プリゴージンは、ロシア軍の飛行機とヘリコプターを撃ち落として、15人が死亡したという動画や声明も出してきたのだが、MANPADでどうやって撃墜できるのよ、と笑いは広がるばかりだった。手勢も、プリゴージンは2万5千人と言い、噂では5千人だったが、実際は1千人程度で、銃弾も食糧も全く予備はない。これで、どうやって130万人のロシア軍に立ち向かうのか。モスクワに向け、隊列を組んで主要高速道路を進行するが、戦車の砲身はカバーがかかっているし、空からの掩護はないので、ロシア軍はやろうと思えば簡単に空爆できる。全く変な話だ。そして、確かに、モスクワ行きの高速道路で休息中のワグネルの隊列に爆撃があったのだが、白いトラックが爆発しただけで、その白いトラックがワグネルの所属なのか、また、死者の証拠があるか、と言えば、そんなものは全くない。 実は、金曜日にモスクワ地区で、セシウム137を1キロも所持していた工作員が5人拘束されている。特別軍事行動地区を放射能汚染させる予定だった。これとプリゴージンが関係あるかどうかはわからない。とにかく金曜日はそれで始まった。ルガンスク共和国内からロシア国境を越えてベルゴロドに進駐したワグネル兵が、ロシア防衛の目的でベルゴロドに来たとばかり思っていたら、プーチンとショイグを転覆させるためだと知り、仰天したという話も伝わっている。そのうち、ロシア防衛省からは、当然、「兵に告ぐ」ではないが、原隊復帰を呼び掛けてくる。ロストフ・オン・ドンに進駐したワグネル兵というのが、白い腕章はしているが、パッチ(ワグネルの記章、自分の名前、所属部隊の記章等々)を全くつけず、兵士なのでマスクをしていて顔はわからない。私としては、「この人達、一体何者だ。本当にワグネルか」だ。その占拠兵士は、ロストフのカフェでのんびりしているし、コンビニで列に並んで食べ物を買っている。プリゴージンは、南部軍管区の本部ビルに入って陣取って、ショイグとゲラシーモフに出てこいと要求しているが、一般職員はそのまま仕事している。何かおかしい。その間、ペテルブルクにあるワグネル本社ビルは、政府側が取り囲み、結局中に踏み入った。関連があるかどうか全く不明だが、本社ビル近くのホテルの中庭に駐車した白いバンから、現金70憶円相当が入った段ボール箱の山とスーツケース数個が見つかっている。 プリゴージンだが、もともと刑に服したことのあるような人物で、ワンマン社長だから、ソシオパスの基礎は十分にある。その上に、軍人としての訓練を受けてないのに、1年近くバハムートでの攻防を任されて、頭がちょっとおかしくなっていると思う。バハムートで勝利して、名声にハイになっているのもある。もともと、この人がプーチンに接近したのは、プーチンがまだペテルブルクのカジノ担当者だった時だ。プリゴージンがカジノの許可をプーチンからもらっている、ということは、勿論、両名ともラスベガスのサンズのユダヤ人ボスの息がかかっている。その後、レストラン・ケータリングのビジネスで成功して、クレムリンのケータリングもやっている。そのプリゴージンがシャバドというユダヤのセクトに属しているという噂がある。杉本千畝氏が助けたのは、一般ユダヤ人でなくて狂信的ユダヤ・セクトだったが、これは意図的に助けたのだろうか。(アメリカでは、この子孫はニューヨーク地区にかたまって住んでおり、1家族10人くらい子供がいて非常に多産だから人口爆発して、ニュージャージーにも進出している。)このセクトが、イスラエルでは、アル・アクサに乱入したり、イスラエル軍に発砲したりして、イスラエルでも問題を起こしている。ゼレンスキーもただのユダヤ人ではなく、芸能界の人間なので、このセクトに属しているというし、少なくとも昔のプーチンもカジノ利権に携わっていたので、このセクトだった。そのプリゴージンは、軍人としての基礎がなく、他国だったら軍法会議に引っ張られるようなことも、平気で言っていた。ソシオパスなので仕方ない。やりたいことは何でもやってきたが、バハムート攻防戦で、かなり頭がおかしくなっていた所に、チェチンのカディーロフによれば、プリゴージンは国益と個人の利得を区別できず、娘が事業用地を申請したが却下された時、プリゴージンの怒りが爆発した。(ロシアでは社会的に有用なプロジェクトだと、用地が無償で提供される。)プリゴージンに対する指令は、シャバド、CIA、Mi6あたりからも来ていたと推測できるが、ソシオパスとしての個人的資質も大きく影響していると思う。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文5,744文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)