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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第5章 小沢一郎の敵と味方 旧田中派の跡目争いが…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年6月25日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第5章 小沢一郎の敵と味方 旧田中派の跡目争いが… ───────────────────────────────────  平成6年9月28日、新生党、公明党、日本新党、民社党などの旧連立政権与党など、現在の野党各派が、平成6年9月28日、新・新党結成に向けての動きの第一段階として、衆議院の統一会派「改革」の結成を土井たか子衆議院議長に届けた。  新しい統一会派「改革」には、百八十七人が参加し、衆議院では自民党の200人に次ぐ第二の勢力となった。  この日、小沢一郎を始め新党に加わる意思を持つ衆参両院の国会議員225人(衆議院186人、参議院39人)全員による「新党準備会」が発会式を開いた。新・新党の幹事長職になる実行委員長に、新生党代表幹事の小沢一郎が、正式に就任した。これにより、小沢一郎が主導する新しい政治勢力が誕生する運びとなったのである。小沢一郎は、「9月には一大政治勢力をつくる」とワシントンで公言したが、やや遅れ気味ながら、予定どおり新・新党が目鼻をつけてきたのであった。  統一会派「改革」には、それまで「改新」を構成していた新生党(羽田孜党首)、日本新党(細川護煕代表)、民社党(米沢隆委員長)、自由党(柿沢弘治党首、7人)、旧改革の会(西岡武夫代表、5人)や無所属の山口敏夫(元労相)らのほか、高志会(野田毅代表、6人)新党みらい(鹿野道彦代表、5人)の各党派が参加した。  都内のホテルで開かれた準備会の発会式では、羽田孜が、準備会の構成について、 「総会、首脳会議(党首と実行委員)、実行委員会(代表幹事・書記長らと参議院代表)、六専門委員会を置く」と報告し、了承された。この日夕、実行委員会の初会合が開かれ、新党の党首や基本政策などの態勢づくりなどについて、十月末までに結論を出すことで合意した。また、次期総選挙が小選挙区比例代表並立制度で行われるのに伴い、小選挙区三百に応じた地方組織づくりを急ぐことを申し合わせた。
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