━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年6月4日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第3章 すべては「小沢調査会」からはじまった 小沢一郎が海部首相をねじ伏せる ─────────────────────────────────── 平成三年一月十七日、「湾岸戦争開戦」のニュースが電撃のように世界中を走ったとき、日本の首相官邸では、我が国の対応についての首相談話が検討されていた。その際、小沢一郎は煮え切らない海部俊樹首相の談話のなかに、一存で自衛隊派遣をつけ加えさせた。 「人道上から、自衛隊機の使用を検討する」 という一行だった。 小沢一郎は、戦争の勃発によって発生する戦争難民の救援を、日本も求められると考えていた。「難民救済に協力しなかったら、日本は、世界の世論の風当たりをまともに受けなくてはならなくなる。それに対して、どう対処するのか」 世界から恩恵を受けて生きている日本が、いざというときに逃げることができるのかという考えだ。これに対して、平和主義者だった三木武夫(元首相)を政治の師匠とし、自衛隊の海外派遣をあくまでも嫌う海部俊樹首相に対して、小沢一郎は、 「党の言うことを聞け」と言って、ねじ伏せたのである。… … …(記事全文3,832文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)