━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年6月1日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014年以降、ロシアにいたナチスはウクライナに向かい、アゾーフなどのウクライナのナチ組織に参加。反政府の活動家ナバルニーは、2010年にイェール大学に研究留学、ディープ・ステートに洗脳された。(satoko女史) ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。 山盛りの出来事とともに、アッと言う間に5月は終わり、6月に突入した。満月の6月3日から、驚愕の世界となる。1か月前に始まった、ウクライナの軍事施設に対する、ロシアのミサイル攻撃は全く止まらない。先週末のキエフ攻撃では、ウクライナ軍諜報部の本部ビルに弾道ミサイルがぶちこまれ、諜報部はまだ機能していない。諜報部トップのブダノフは怒り狂ったし、どうやら諜報部に陣取っていたCIAも犠牲者を出したらしい。アメリカのペイトリオット(最新モデルのPAC-3)が全く役に立たないことが、今回も証明された。しかし、世界中のマスコミは全くの沈黙だ。しかも、ロシアと違い、ウクライナ軍はローンチャーを、キエフ市内の住宅地や公園のあちこちに配置するので、発射したミサイルの破片が、市内の高層住宅や道路に降り注ぎ、市民に被害が出る。自国の同胞を標的にしているようなものだ。また空襲警報でシェルターへの避難が指示されると、普通の人は地下鉄駅に向かうので、駅は大混雑だったが、入り口が閉鎖されている駅もあった。また、元大統領のポロシェンコもキエフにいて、どこやらの地下室の椅子に腰かけている写真がインターネットで出回った。ポロシェンコは2014年の後、「ウクライナの子供は学校に行くが、ロシアの子供は地下室に座っているだろう」と言った御仁だ。言ったことが自分に返って来るとは思わなかったようだ。キエフ市には地下の弾薬庫があったが、それも爆撃され、市内では地震のような揺れだった。マスコミはこんなことは絶対に報道しない。 ロシアは、独自にPAC-3の解析をしたのか、中国またはイランから情報を提供されたのか、私にはわからないが、とにかく現行のペイトリオット・システムはもう賞味期限切れだ。アメリカではPAC-4の開発が提唱されているので、もしかしたらアメリカの軍産複合体がロシア側に情報を提供して、金もうけのために新型開発への道を作ったのかもしれない。上記のウクライナ軍諜報部のブダノフは、「ロシアはこんな沢山のキンザールやカリバーを使ったのだから、もうなくなったはずだ」と言っているが、これは開戦当時からのウクライナのうわ言の繰り返しだ。「大反攻」「大反攻」と大騒ぎしていたのも、ウクライナのいつもの絵に描いた餅だ。この1か月間、ウクライナ側はバハムート以外にまともな戦闘をやっていない。大反攻は夏になるのか、秋になるのか。1か月間続くロシアのミサイル攻撃で、ウクライナにあった、数十億ドル相当の西側支援の弾薬は、あらかたなくなったと考えていい。 ◆〔特別情報2〕 仕方なく、アメリカなど、独裁国家アゼルバイジャンから兵器を買って、ドイツに送っている。そこからウクライナに送る。イギリスが提供したStorm Shadowも消えたみたいだが、大体、期限切れのお古の兵器を送るのだから、戦力にならない。アメリカのジャブリンも古かったが、そんなボロを押し付けられて、戦えと言われるウクライナ兵が、本当に哀れだが、ゼレンスキーを選んだのだから仕方ない。そう言えば、17才の少年の出国が禁止になったが、今度は16才まで下げるようだし、徴兵年齢も今までの27才から60才というのを、25才から60才までに変更した。また、2014年以降ウクライナを出国したウクライナ国民も、徴兵の対象になった。西側の目的がウクライナの破壊なので、ウクライナの男性がいなくなるまで、戦争を続ける気らしい。 それで、ウクライナ国内でまともに戦えないウクライナ軍は、何をやっているかと言うと、ロシア国内へのドローン攻撃と特攻隊、テロ行為だ。最近も、ロシアの国境の町ベルゴロドに「ロシア解放戦線」みたいな名前の集団が複数、ウクライナ国内から攻撃に出て行ったが、結局、追い返された。その時、ロシア側に70人位殺されたらしいが、ウクライナに逃げ帰る時の置き土産が、アメリカが提供したMaxxProというゴッツイ戦闘用の装甲車2台と、湾岸戦争で登場したハムビー3台だ。(湾岸戦争の頃、アメリカではハムビーを自家用車に購入するのが大流行して、ウォール・ストリートのエリートも、ポルシェでなくて、あのハムビーで通勤していた。)国境地帯に溝が掘ってあって、それを枝で覆ってあるのは、普通の軍事常識のある人なら普通に理解できるだろうに、このロシア義勇兵組織とやらは、見事に溝に突っ込んでいた。完全に大失敗のロシア侵攻作戦であった。これに関して、アメリカ政府は最初、「支援兵器はロシア国内の攻撃には使っていない」と否定していたが、写真や動画が出てきてからは、「ぼやけていてわからない」と言い訳だ。結局、ホワイトハウスは、「ウクライナにロシア連邦を攻撃することは奨励していない。また、支援兵器がそのような目的で使用されないことを保証してきた」と辻褄の合わないことを発表している。… … …(記事全文5,015文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)