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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

福島第一原発事故で発生したトリチウムが12.3年の半減期を経て、ヘリウム3に元素転換する時を迎える。トリチウムを取り込んだ人間の体内でもヘリウム3へ元素転換が起き新たな健康被害が懸念される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年5月31日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 福島第一原発事故で発生したトリチウムが12.3年の半減期を経て、ヘリウム3に元素転換する時を迎える。トリチウムを取り込んだ人間の体内でもヘリウム3へ元素転換が起き新たな健康被害が懸念される。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは福島第一原発事故発生当初から、独自調査を続けてきた事情通からの特別情報である。 「3.11」以降に起きた福島第一原発事故で発生した水素爆発、その「水素」には多量のトリチウムが含まれていた。しかし当時は半減期の短いヨウ素や、逆に半減期が約30年と長く放出量も多かったセシウムが問題視された一方で、トリチウムの危険性についてはあまり問題視されてこなかった。ところが、この6月、福島第一原発事故で発生したトリチウムが12.3年の半減期を経て、ヘリウム3に元素転換する時を迎える。トリチウムを取り込んだ人間の体内でも元素転換が起きていくということだ。政府機関や東電はトリチウムの健康被害について、「水として存在するので人体にも魚介類にもほとんど留まらず排出される」などとアナウンスしてきた。しかし、新型コロナワクチンしかり、マイナカードしかり、政府が強調する「安全」ほど、疑わしいものはなく、常に国民は危険にさらされてきた。  また、今年の春から夏ごろから海洋放出するはずの福島第一原発「汚染水」も、とっくに放出されてきているという。  資源エネルギー庁は、「トリチウムの出す放射線は、ベータ(β)線という放射線ですが、トリチウムの場合、そのエネルギーはひじょうに弱く、紙一枚でさえぎることができます」ということを強調してきている。外部被爆という観点でいえば、これは間違いではない。紙一枚、ラップ一枚でも遮ることができるわけで、東電も政府も、この外部被爆についてのみ強調して「トリチウムは人体に影響がない」とアナウンスしてきた。 しかし、問題は内部被爆だ。ところがこの内部被爆についてさえも政府や東電は、「水として存在するので人体にも魚介類にもほとんど留まらず排出される」と強調してきたのだ。しかし、実際にはそのように楽観できるものではない。 「トリチウム水」は水そのものであるため、環境の水分濃度と体内の水分濃度は常に等しくなるという「平衡化現象」により、環境におけるトリチウム濃度と等しくなるまで体内のトリチウム濃度はあがるといわれている。海洋放出してきているトリチウム汚染水が、環境におけるトリチウム濃度にどれだけ影響を与えているかを考えると、そのまま内部被爆で取り込んだ体内のトリチウム濃度にも影響していることは間違いない。
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