━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年5月28日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第3章 すべては「小沢調査会」からはじまった 冷戦の終結と国際秩序を変える ─────────────────────────────────── 提言は、本論に入る。「1.国際情勢認識と日本の立場」と題して、「冷戦の終結と国際秩序の行方」について説いている。すなわち、 ①冷戦の終結 国際社会の情勢として、最も基本的な変化は、冷戦の終結である。第二次世界大戦後四十年余りにわたって、政治的には自由と民主主義を信奉し、経済的には市場経済体制を基本とする米国を中心とした西側陣営と、社会主義・共産主義を信奉し計画経済体制を採るソ連を中心とした東側陣営とが対峙し、冷戦が続いてきた。 しかし、共産主義政治は国民の支持を失い、計画経済体制は経済の疲弊をもたらした。こうした状況からの脱出を目指したソ連のペレストロイカは、結局、東欧の民主化、ドイツの再統一を引き起こし、遂にはソ連邦自体の消滅と独立国家共同体の創設へと発展した。 冷戦構造は東側陣営の崩壊といった彩で不可逆的な終結を遂げた。我が国もその一員として結束に努めてきた西側陣営は、その理念として掲げてきた自由・民主主義・市場経済体制の優位性と普遍性を証明したのである。… … …(記事全文3,162文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)