━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年5月13日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第2章 政治・軍事大国日本の新しい総理大臣像 定評のある集金能力 ─────────────────────────────────── 小沢一郎は、国際政治の舞台で活躍するのに必要な潤沢な資金を常に用意しているか。 国際的な政治家ともなれば、何かと物人りとなる。政府や議会から派遣されて出張扱いを受ければ、それなりの費用は出るだろう。 だが、そんな公式行事のために出張するだけでは、国際的な活躍はできない。非公式なところで、人脈やコネをつくっておかないと、いざというときに物の役には立たないのである。その日頃からの付き合いにかかる費用は、政治家の個人的な支出から捻出しなくてはならない。 たとえば、米国から情報を得たり、政府関係の友人や知人を数多く持とうとすれば、世界の情報が集中するワシントンやロンドン、あるいは、香港、ジュネーブといった要衝に事務所を配置して、日常的に活動を継続していく必要も出てくる。 現在の日本の政治家のなかで、これらの要衝に事務所を構えている人は数人いるが、各地に配置しているという政治家は、皆無に近い。 小沢一郎は、これまでどちらかと言うと、内政型の政治活動を中心に行ってきた。このため世界の要衝から情報を得る手段としては、外務省に頼るしかなかった。… … …(記事全文2,704文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)