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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

2021年横浜市長選でIR誘致阻止のため、反対派の急先鋒に立って潮目をつくった藤木幸夫を追ったドキュメンタリー映画が公開。次は日本救済のガラガラポンの潮目をつくるかもしれない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年5月13日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2021年横浜市長選でIR誘致阻止のため、反対派の急先鋒に立って潮目をつくった藤木幸夫を追ったドキュメンタリー映画が公開。次は日本救済のガラガラポンの潮目をつくるかもしれない。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 「官邸の犬になってはならない」という思いで、ハマのドンこと藤木幸夫会長は、2021年の横浜市長選挙を戦った。あのとき自民党は、神奈川県を超えて国を挙げて、衆議院を辞職して立候補した小此木八郎を応援した。しかし、小此木は自民党が推進してきたIR誘致のとりやめを公約に掲げていた。これに反発するかのようにIR推進の立場で、現職の林文子も出馬を表明。事実上の保守分裂選挙となった。そして藤木会長は、IR誘致推進の林文子は取りも直さず、誘致とりやめを公約に掲げた小此木のことも応援しなかった。小此木とは、父・小此木彦三郎元建設大臣の代から支援してきた仲である。それでも藤木は、自民党が推す小此木の応援は一切せず、完全に反自民に徹し、立憲民主党が支援する山中竹春を全面的にバックアップしたのだった。山中竹春の政治団体「横浜をコロナとカジノから守る会」の代表に就任して全面的な応援したのだった。日本共産党神奈川県委員会が山中の支援を決定し、続いて連合神奈川も山中の推薦を決定となり、まさに異色の共闘で自民と対峙した。  その2021年の横浜市長選で反対派の急先鋒に立って潮目をつくった藤木幸夫を追ったドキュメンタリー映画が公開されている。テレビ朝日が2022年2月に放送したドキュメンタリー番組を劇場版として公開したものだ。以下、藤木幸夫会長とは長年にわたって懇意にしてきた盟友からの特別情報である。  自民党政治のなかでも特に、自民党の神奈川県連は腐り切っている。それをなんとしても変えなければならない。そして藤木が命を懸けて自民党と立ち向かったことで、潮目は完全に藤木陣営に向かった。なんだかんだいっても、神奈川県は自民党が強い県だ。その自民党中心の選挙であっても、本気で有権者が立ち上がれば崩せるのだということを実証した、その意味で歴史的な選挙だった。  しかし、このときは、立憲民主党の候補者を応援したわけだが、あれから今年で2年が過ぎようとしているものの、藤木が応援した立憲民主党は、おかしな政党になってしまった。今こそ野党がしっかりしなければならない大事な時に、立憲民主党は、本当にまとまりのない、変な党になってしまった。 はっきり言って、悲しいかな、今や国を任せられる党派はないといっていい。ただ惰性で信任されてきた自公の枠組みの政権は、近く変わらざるを得なくなるだろう。 【参考】映画『ハマのドン』公式サイト http://hama-don.jp/
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