━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年4月30日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第2章 政治・軍事大国日本の新しい総理大臣像 日本の国家像をどう描くか ─────────────────────────────────── 小沢一郎は、確固とした政治哲学と理念の下での行動原理に基づき、地球規模の創造的な政策を構想できる発想力と政策立案力を持っているか。また、これらの力を存分に発動するための優秀なスタッフを揃えて臨機応変に機動性を示せるかどうかを見てみよう。 政策を構想する発想力や政策立案力に関しては、小沢一郎は、自民党内でも定評がある。選挙制度についての小選挙区比例代表制度やドイツ流の政党法制定の提唱者であったという一事を知れば、納得できる。選挙制度の改革は、金権政治打破の突破口を開くキッカケとなると小沢一郎は考えていた。 ドイツ流の政党法については、自民党内では昭和50年代に政党法導入の論議が盛んになされたことがある。しかし、その際、一部から、 「憲法が保障している結社の自由を侵害する恐れがある」 という反対論が出たため、棚上げされた経緯がある。それを再び正式な議論のテーブルに乗せたのが、小沢一郎だった。 政党法というのは、選挙で一定の得票を得た政党に、その得票の実績に応じて選挙資金を国庫補助しようというもので、ドイツで生まれた。… … …(記事全文2,318文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)